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税理士の実情 ― 見た目ではわからない税理士の違い
1.税理士になる方法
税理士になるには実は様々な方法があります。
○ 税理士試験に合格する
会計科目(簿記、財務諸表)と税法科目(法人税、所得税、相続税など)合計5科目を取得し、税理士資格が与えられます。
○ 弁護士・公認会計士試験に合格する
弁護士または公認会計士試験に合格し登録すれば税理士資格が与えられます。
○ 税務署OB
税務署へ23年間勤めると、税理士資格が与えられます。
○ 大学院免除
大学院へ行き試験を免除されると税理士試験を受けなくても税理士になることができてしまいます。
驚くべきことに大学院免除税理士の割合は、全体の税理士の2~30%になります。
つまり税理士の3~4人に一人は税理士試験に合格していないというのが現状なのです。
この大学院免除制度は明らかに不条理な制度であることからようやく一部改正されましたが、それでも既に試験免除を受けているたくさんの税理士先生たちは、現在も普通に税理士として活動していらっしゃいます(表向きでは区別がつきません)。
2.税理士選びの重要ポイント
中小企業の場合、税理士選びで特に重要なことは次の3点だと思っています。
1番:相性・人柄
2番:経験・能力
3番:対応が早いこと
相性・人柄については実際に会って話をしてその印象で判断していただくしかありません。
経験・能力については実務においての経験・能力が重要視されますが、初対面で経験・能力を判断することは難しいと思います。
それを判断する材料の一つが、
○ 経歴 (税理士になってからどんな仕事をしてきたか)
○ どうやって税理士になったか
を確認することだと思います。
従業員を雇うときに履歴書をもらうのは当然のことです。
これから長い付き合いになる税理士さんに対してもそれは同じことではないでしょうか。
聞きにくいことかもしれませんが、よい税理士さんに出会うために最初にできる限りのことをしっかりと確認しましょう。
「数年かけて試験勉強を頑張って合格した税理士」と「試験免除を受けるために大学院へ行った税理士」。
皆さんはどちらの税理士に相談したいでしょうか?
なかなか書きづらい税理士業界の事実ですが、皆様の税理士選びの参考になりますように公開いたしました。
皆様へよきパートナー税理士が見つかりますように。

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